FTPサーバーの設置

Windows 版FTPサーバーの設定例とログファイル例-「鷹の巣」の自宅サーバー
http://sakaguch.com/SetFTPserver.html
を参考になります。

FTPサーバーには「Tiny FTP Daemon」というフリーソフトを使います。
これはTiny FTP Daemonのページ
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002682/tftpd_frame.htm
の「長いダウンロード!」からダウンロードできます。

このディレクトリはTiny FTP Daemonをインストールするディレクトリではありません。
深く考えずに「OK」をクリックします。



次へ」をクリックします。


はい」をクリックします。


次へ」をクリックします。


参照」をクリックしてインストールするフォルダを指定します。
私はE:\にTINYFTPDというフォルダを作ってその中にインストールします。
次へ」をクリックします。


次へ」をクリックします。


次へ」をクリックします。


次へ」をクリックします。


終了」をクリックします。

ではTiny FTP Daemonを起動してみましょう。
スタート→TinyFTPDaemon→FTPdの起動
をクリックします。


設定→システム設定でシステム設定の画面を開きます。


まず、全般タブのところで
簡単な設定」、「ショートカット」のチェックを外します。
起動時に最小化する」にチェックを入れます。
最大ユーザー数」を指定します。FTPサーバに同時にアクセスできる人数です。
多すぎるとそれだけサーバに負荷がかかります。
とりあえず10人にしておきます。
データポート」は通常「20」にします。

※※送信ブロックサイズと動作間隔もデフォルトでは8192と100に
なっていますが、後でFTPの接続テストをしてみて極端に遅い場合は
必要に応じて変更します。具体的には送信ブロックサイズを上限の10240
動作間隔を下限の10に設定します。




「ログファイル」タブをクリックします。
ファイルに保存」にチェックを入れます。ログが保存されます。


「ログイン」タブを開きます。


ここでは「自動的に使用不可にする」にチェックを入れて、
誤り許容回数」を「10」回にしておきます。
誤り許容回数以上にパスワードの入力を間違えると、そのアカウントを無効にできます。


「別名」タブをクリックします。ここではドライブ名の設定を行います。
「別名を登録」の機能は基本的に使いません。


処理対象から除くドライブ名のところでFTPに使わないドライブを指定できます。
編集」をクリックします。



設定が終わると「OK」をクリックします。


OK」をクリックします。


再起動する」をクリックしましょう。

設定→ユーザー設定をクリックします。
新規作成をクリックしてユーザー編集を行います。

とりあえずanonymousはセキュリティの面から使いません。

※※「ユーザーの登録についての心構え」を必ず読みましょう!!
http://hp.vector.co.jp/authors/VA002682/whatis_kokoro_account.htm



では入力していきます。
abcdeというユーザーに対して有効にするためチェックを入れます。
パスワードは12345と入力します。(実際はもっと複雑なパスワードを入れてください!!)

「暗号化」のチエックボックスを「ON」にすると、パスワードが暗号化されて収納されます。
つまり、パスワードが暗号化されているときは、パスワードを忘れたときに、
新しいパスワードを登録することはできますが、以前のパスワードを確認する
ことはできないということです。

Eドライブ直下にftpというというフォルダを作り、
その中にまたmoviesというフォルダを作ります。
abcdeというユーザーにはこのmoviesというフォルダにアクセスする
許可を与えます。
ホームディレクトリが「E:\ftp\movies\」になるようにします。
「ホームディレクトリの設定」は、このユーザーがログインしたとき、
最初に表示されるディレクトリです。


ファイルタブをクリックします。「ホームディレクトリとその下位のみ許可」に
チェックが入っていることを確認します。
ホームディレクトリから上位ディレクトリに移動を許可する場合は、
「全てのファイルを許可」を選択しますが、これは管理者だけですね。
ここではabcdeというユーザーがmoviesフォルダに書き込めるように
チェックを外します。
ここにチェックが入っているとダウンロード専用になります。
ホームをルートに見せかける」にチェックが入っていることを確認します。
ディレクトリ構造を隠蔽することができます。


[禁止]タブを開きます。操作の種類ごとに禁止事項を指定します。
これは一例です。


設定が終わったら「OK」をクリックします。
Account Editorにabcdeというユーザーが追加されていますね。

閉じるをクリックして完了します。

Windowsが起動したときにTiny FTP Daemonも自動的に起動するように設定しましょう。
スタートアップフォルダに「FTPdの起動」アイコンをほうりこむだけです。


※※サービス起動はさせずに、スタートアップフォルダに登録しましょう。
サービス起動させると、タスクバーに起動アイコンが出なくて、設定画面も見れないからです。

参考URL
No.1695 Win2kProでTinyFTPdがサービス動作しません。
http://sakaguch.com/PastBBS/0003/B0001695.html

次はFTPサーバーを使うためにルーターのポート番号「20、21」
を開ける作業をします。ブラウザからルーターの設定をします。

参考画面です